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※スターウォーズエピソード7のネタバレ無し。安心してください。


先日、とうとうスターウォーズ・エピソード7を観ることが出来た。エンターテイメント作品として優れた作品で、期待以上に楽しむことができ、正直安心した。面白くなかったらどうしようかと観る前は考えていた。この作品を観るために、今までまともに観たことが無かったスターウォーズの過去6作品を観てきたのだ。

以前のエントリでも書いたとおり、僕はスターウォーズのことをよく知らないし、言ってしまえば苦手意識すら持っていた。「スタートレックの方が絶対に面白いのに、なぜ世間はスターウォーズでこんなに騒いでいるんだ!!」という理解不能な状況に対するいらだちと恨めしさがあった。ただこれは、スタートレックとスターウォーズが同じ「SF」だと思っていたからで、本当は全く別物だと認識してからはその苦手意識や恨めしさは全くなくなった。
※ちなみに僕が例に挙げているスタートレックはテレビドラマシリーズのボイジャーであり、2009年公開のスタートレック、2013年公開のスタートレック イントゥ・ダークネスのことではない(この二つも好きですが。)



突っ込み疲れをしないために
 
スタートレックは空想科学を元にしたSFで、スターウォーズは宇宙を舞台にしたファンタジー。そういう認識で観ると楽しめる、ということだ。

だいたい、スターウォーズをSFだと思って見てみると我慢できないことが多すぎる。

・ライトセーバーの仕組みは?
・フォースって都合良すぎじゃない?
・なんでドロイドと人間がコミュニケーションとれてるの?
・惑星ごとに重力どうなってる?
・異星人同士で言語が違うときどうしてるの?
・ライトセーバーを無意味に振り回し過ぎじゃない?
・侵入者来てるのに警備がザル過ぎじゃない?
・戦争に戦略性なさすぎじゃない?
・それどうやって飛んでるの?
 
などなど、「なんでそうなっちゃうの?」と思うことが多すぎるのだ。そしてそれが説明されることは殆ど無い。そういうものとしてそこにあるだけだ。

スタートレックの場合、真実でないとしても空想科学的にそれらしい理由を説明してくれるので、作中で起こっていることに理由があることを観ている側は察し、なんとなく納得することができる。しかし、この類の「納得」がスターウォーズには無いのだ。誰と誰が親子で、あの2人は師弟関係で、あそことここは同盟関係でなどのストーリー的な納得はあるのだけれど、それに水を指すように「今の技術何だ?どうなってる!?」といちいち思ってしまう。

ただ、そんなときは「ファンタジーなんだからいちいち突っ込むな俺!!!」と心のなかでつぶやくことで、そういうものなんだと気持ちを抑えることができる。

突っ込んじゃあお終いなのだ。SFじゃないんだから技術的な納得なんていらんのだ。


最初は我慢!!!
 
さてさて、前フリが長くなったが、ここからがタイトルにした道のりの話に入る。
 
僕はスターウォーズ・エピソード7を観る前に、過去の6作品を公開順に456123と観た。そしてエピソード7を観たあと、それは正解だったと感じている。できるなら全て観てからエピソード7を観るべきだ。

…しかし、エピソード456は正直キツイものがあった。エピソード123を観始めたりエピソード7を楽しむには456を観たほうが絶対にいい。だけどなんせ映像が古い。撮影技術も現代を基準にするとしょぼい。僕も初見では途中で寝てしまったくらいだ。おもしろいと思えるようになるが、それは後からだ。とにかく、456は我慢して観て欲しい。とにかく我慢だ。スターウォーズを観てみたいという気持ちをムダにしないように、ここは乗り越えて欲しい。映画は字幕派だ、という人は試しに吹き替えで観てみて欲しい。上にも書いたとおり、スターウォーズは突っ込みどころが多すぎる。突っ込まないと心に決めても、必ず突っ込みたくなる。そういう状態になると、字幕ではもう頭に入ってこない。そのうち字幕に催眠効果が帯びてきて、あなたを眠りの世界に誘ってしまう。理解しようと思えば思うほど字幕に集中し、映像は見逃し、集中していたはずなのに理解もできない。そうなったらあとはもう眠るしか無い。辛くなったら吹き替え!これも覚えておいて欲しい。
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映像は古いけど、印象的なシーンも多い。
 

エピソード123は大丈夫。それなりにCG技術も撮影技術も進歩したあとの作品なので、話が入ってこなくても派手な映像で楽しませてくれる。突っ込みどころは相変わらずたくさんあるので、突っ込まない精神は持っておいて欲しい。でも、ライトセーバーでの戦いも、戦争シーンも迫力あるので大丈夫。456ほど身構えなくてもいい。
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ブンブン振り回す!
 

ということで、まとめると

1.スターウォーズは「ファンタジー」だと理解する
2.いちいち突っ込まない
3.エピソード456はとにかく我慢
4.普段字幕派の人でも辛くなったら吹き替えで
5.エピソード123も突っ込まない精神を忘れずに

というのがスターウォーズを観るコツだと考えています。

そして、過去の6作品を観ることができたら、ぜひエピソード7を観に行って欲しい。公開中に劇場で。きっと楽しめるはず。

なんだかスターウォーズをdisってなくもない気がするが、disるつもりは無いのであしからず。
エピソード7の感想は別に書くかもしれませんが、今回はこれまで。

それでは!