このブログでも何度か紹介している「僕のヒーローアカデミア」ですが、みなさん読んでますか?
僕も毎週ジャンプで追いかけて、コミックスも集めてます。おもしろいですよねぇ!

明日には新しいジャンプが発売ですけど、今週号も面白かった。個人的には敵(ヴィラン)役に徹するオールマイトが言った「私は敵(ヴィラン)だヒーローよ 真心込めてかかってこい」ってセリフにゾクゾクしてしまったよ。……なんてかっこいいんだ!



ってな感じで今やジャンプの人気作を生み出した堀越耕平さんの背景には、過去の経験の上積みがあったからこそだと思うんですよね。 で、僕のヒーローアカデミアの作中にも前々作の逢魔ヶ刻動物園のキャラが出てきたりしますし、過去の作品も大切に思っている様子が伺えるのですが、あまり「戦星のバルジ」については触れられることが無いように感じるので、このエントリで取り上げたいと思います。

家族思いの心優しい主人公、アストロが主人公です。
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↑スラム街でずっと1人だった主人公のアストロは、一生懸命に働いて、同じく貧しい思いをしている子どもたちの面倒をみている。


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↑アストロが暮らすのはインダストリア城下町。戦争が頻発している世界にあっても、貧しいながらも秩序が保たれ、戦火から逃れている町。



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↑大切な家族の幸せのため頑張ろうと決意するアストロであったが……



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↑アストロそっくりなインダストリアの王子、バルジが現れ…



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↑勝手に王子の仕事を押し付けられてしまう!


さて!ここからアストロはどうなってしまうのか!っていう展開なんですが、話の始まりをちょっとだけコミックス1巻の第一話から少し引用してみました。これを初めてジャンプで読んだ時、「家族愛がテーマか。今の読者にこの暑苦しいほどの家族愛が伝わるだろうか」と心配になりつつ、動きのある絵と魅力的なキャラクター達にすぐ惚れ込んでしまったのです。

キャラクターの躍動感、週刊連載でこのクオリティ、ほんとに大丈夫!?と思ってしまうほどの絵はこの頃から健在ですね。

しかし、残念ながらジャンプ読者の支持はあまり得られず、あえなく全16話で終了してしまいます。コミックスだと全2巻です。個人的にはかなり好きな作品で毎週楽しみに読んでいたので、打ち切られた時はショックだったなぁ。


僕のヒーローアカデミアが、次に来るマンガ大賞の第一位になったときの※ダ・ヴィンチのインタビューでも堀越耕平さん自身、こんなふうに語っています
前の連載『戦星のバルジ』が短期で終了して、<もうマンガ描けないや>みたいな気持ちになってすごく落ち込んでしまって……。
ウンウン、本当にショックだったし残念だったよ。

それと、こんなことも言っています。同じくダ・ヴィンチのインタビューより。
「僕は、ヒーローのかっこよさは、戦闘じゃなくて人を救うことにあると思っています。デクもウジウジ迷わずに、他人を救けに飛び出せる奴として描いています。弱さという点では、デクってすぐ泣いちゃうんですけど、僕はそれを描くのが好きなんです。自分も涙腺が弱くて、緊張したりするとすぐ涙が出ちゃうので……。〈こんなとき僕も泣くな〉と思いながら、いつも描いています」
 この「ヒーローのかっこよさは、戦闘じゃなくて人を救うこと」って部分は、戦星のバルジの主人公、アストロにも言えることだと思うんです。作品としては別だし、戦星のバルジは短期で終わってしまったけど、引き継がれてるものもちゃんとあって、無駄じゃなかったと思う。


そんなわけで、戦星のバルジもぜひ読んでみてください!短期で終了してしまった理由もなんとなくわかる内容だけど、輝くものもあります。ぜひぜひ!

※ダ・ヴィンチでのインタビューはこちら