IMG_0903


タイトル通り、読みましたよ。火花

なぜ読んだかといえば、‘結構好きなお笑い芸人が書いた本が芥川賞をとったから’です。そうです、賞をとった後で、読む気になりました。 

最近は本を読むことはあっても、ほとんどが実用書やエッセイで、小説は読んでいませんでした。たまに気が向いて読む気になっても、読み終えず飽きてしまうことがほとんど。昔はよく小説をとんでいたけど、小説の時間対効果の低さに嫌気が差して、読まなくなったんですね。時間対効果ってホリエモンこと堀江貴文さんの本で出てきた言葉なんだけど、つまり、読むのに時間がかかる割には得られるものが少ないってことですね。

でも、又吉さんの火花は、「時間対効果」 なんてくだらないなと思わせてくれました。

単純に「面白かった」というのが読んだあとの感想でした。

文章の書き出しこそベタベタだなーという感じだったけど、少し読み進めると自然な文章になってきて、読んでて違和感はなくなった。

主人公の徳永(スパークスという漫才コンビの1人)と、その師匠である神谷(あほんだらというコンビの1人)を中心に話が進んでいくわけだけど、二人の会話が個人的に好みだった。意味があるよう無いような、そんな会話が好物なのだ。その会話の中に、声には出ないけどニヤッとしてしまう笑いや、ふざけているのに憂いがあるような雰囲気があった。

意味のあるような無い様なそういう文章がもともと好きだったことを思い出した。こうやってブログをやっていると、アクセスを集めるブログのHow toみたいなのを意識することがあるんだけど、なんかそれもバカバカしいなって思ってしまわけです。「タイトルにはweb検索で引っかかる言葉を入れよう!」とか、「キャッチーな言葉を文章に入れよう、ちょっと煽りになっちゃってもイイ」とか「文章の最初に目次をつけよう」とか、めんどくさいなーってさ。

時間対効果が悪くてもいいじゃんってね。


僕は勝手に、徳永はピースの又吉さん、神谷は千鳥の大悟さんを想像して読んでました。
これから読む人には余計な話だったかも

おすすめですよ。面白いです。