僕はブロガーのくせに、カフェやらレストランやらで料理の写真を取るのが嫌いです。
グルメレポートはアクセス数稼げそうだなーという葛藤を持っておりますが、やっぱりまだ自分でやろうという気に慣れません。

というのも、2年前に旅行で行ったヨーロッパでの出来事がきっかけです。

料理も「創作物」ではないのか 
ヨーロッパ旅行の最中は珍しいものがいっぱいでした。
町並み、景色、食べ物その他いろいろです。
旅の途中、テンションがあがってなんでもかんでも写真に撮っていました。

あれは確か、クロアチアのドブロブニクという町での出来事だったと思います。
ガラス工芸の店があって、軒先にとてもきれいなガラスの工芸品がありました。
僕は、それはもう無意識にカメラを向けました。すると、店番のスタッフがカメラの前に入ってきて、手を横に振り、「撮ってはダメだ」と言うのです。
その瞬間は「なんだよケチ、減るもんじゃないんだし…」と思いました。突然自分の行動をたしなめられたことで、少し恥ずかしい気持ちになっただけだと思うんですが、でも、冷静になって考えると、工芸品の細かな作り、美しさ、それも商品の価値であって、金を払ってない人間がただそれを写真という形で楽しむのは、商品の一部を盗んでいるのと同じことなのかもしれない、と考えるようになったのです。



フードポルノなる言葉もある
フードポルノ(food porn)とは、料理店で料理や食事風景を撮影してネット上で公開すること[1]。近年一般化しており、宣伝になると歓迎する店もあれば、撮影マナーの悪さや知的財産の侵害を非難する店もある[1]。
欧米では、広告、インフォマーシャル、調理実演、その他の視覚メディアでの、調理や食事における魅惑的で豪勢な視覚表現のことを指す[2]。この意味では日本語で「飯テロ」(めしテロ)という俗語がある。料理は豊かな栄養とカロリーがあるよう強調され[3]、その皿も食欲を掻き立てたりセックスの代用として食べ物を賛美するような異国風のものが使われる[4]。フードポルノはしばしばフードフォトグラフィーという形をとり、それはお色気写真 (glamour photography) やポルノ写真と同じようなやり方で食べ物を刺激的に提示する。
 (引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/フードポルノ)

当然料理は注文してから出てくるので、上に書いたような、「金も出さずに写真だけを撮る」というのとは性質が違います。だけど、“フードポルノ”に三ツ星シェフが苦言 「知的財産の侵害」か最高の宣伝方法かにもあるように、料理を作っているシェフや店側が嫌に思うこともあるようだし、でも法的には料理に著作権は内容だし、どう考えていいものか、僕も悩んでおります。



どう判断したらいいか迷っている僕が、なぜ料理の写真を撮るのが嫌いかというと、一緒に御飯を食べに行った友人の行動が嫌だった、ということに尽きるのかもしれません。
その友人は、僕が注文した料理まで「あ、ちょっとそれも写真に取りたいな。」といい、勝手に料理の正面を友人の方に向け、何枚か写真にとって「ごめんね、食べていいよ」なんていいました。

正直、ムッとしましたよ。僕の心がせまいだけなんでしょうか? 

あと、以前動物園で見た光景なのですが、ある家族連れが売店で食べ物を幾つか買い、近くのベンチで食べようとした時、手をのばす子供をお父さんが止めて、「待って、物撮りするから」と写真を撮っていました。
その時まだ僕はブログをやっていなかったけど、「あぁ、Facebookかブログか何かに載せるのかな。子供をああやって止めてまでやることなのかな、嫌だな」と思った記憶が有ります。



結局、僕個人の感情論でしかないような気がしてきましたが、ブロガーになってからは葛藤している、という話でした。 
みなさんはどう思うでしょうか?