みうらじゅんさんの「マイ仏教」という本があります。
これを読んだのは結構前なんですが、今日はなんとなくこの本の内容を思い出してました。


マイブームは接客業?
最近のYouTuberよろしく、「好きなことで、生きていく」をずっと前から実践していると思われるみうらじゅんさん。そんな生き方は憧れるぅぅ!マイブームという言葉の生みの親でもあります。しかし、本書の中でこんなマイブームについてこんな風に語っています。

“世間は私のマイブームぶりを見て、「あの人は好きなことばかりやっている」「楽しそうでいいですね」と思われたことでしょう。これはとんでもない誤解なのですが、楽しそうに見えるというのが私の職業なので仕方ありません。”


楽しそうに見えるというのが私の職業、か。
これを初めて読んだときはちょっとショックでした。あれだけ自由に生きているように見えるみうらじゅんさんでも、こんな風に思っているのか……と。

毎週のようにマスコミの人から、「みうらさんの今のマイブームは何ですか?」と聞かれ、毎回、無理矢理答えてきました。「天狗です」とか「ゴムヘビです」と応えるのですが、言ってしまった以上は、調べて好きにならざるを得ません。


ふむふむ、そんなものなのね。
生きていくって、やっぱり辛いことなのね……。

楽でおいしい話は無いなぁと感じながら読み進める僕。

「マイブーム」はお客さんに喜んでいただくための行為であること、お客さんのご機嫌を取る修行であると語ったうえで、こんなふうに言ってます。

これは別に私の「マイブーム」に限らず、音楽でも文学でも美術でも、「何かを発表する」という「自分売買」を伴う行為は、すべて「機嫌を取る」ことから逃れられないと思います。

なるほどね〜。やっぱりそうなのか。
そうだよなぁ、お客さんのいない仕事なんて、厳密に言えば無いもんなぁ。
と妙に納得してしまったのを覚えています。


 

あまり引用ばっかりなのもあれなので、あとはタイトルの「自分なくし」について考えてみましょう。



「自分なくし」、できてますか?
「自分なくし」というのもみうらじゅんさんの言葉です。
仏教的に言うと「滅私」とか、「滅私奉公」っていうんですかネ。
これが、大事なんじゃないかと。
ブログって、書いてる人の面影が見えないと面白くない。
だけど、人に読まれる文章、人に必要とされるサービスや表現をするって、自己表現だけに偏るとダメなんですね。

ただただアクセス数を考えてもダメ、自分の言いたいことだけ言いっぱなしでもダメ。
ブログに限ったことじゃない、家族や友人、仕事仲間と接するときだって、「自己表現」と「自分なくし」のバランスをうまく出来るようにしたいです。

ではでは!